オーストリアで音楽留学と国際結婚!サックス女子

拙いドイツ語と英語で奮闘します。

今の想い

2週間ほど前の話だけど、
受験結果が出た後に先生と電話で話す機会があったの。


3,4年前にヨーロッパで音楽をちゃんと学びたいな。と思ってから
いろいろ調べたりドイツ語の勉強を始めたりして
2年前にオーストリア、ドイツ、スイスの音楽大学を回って比較して


あぁ〜、ここだ。ビビビビビ。


ってきたのが今回受けた学校。


先生がまず素晴らしい。レッスンでちょろっと吹いてくれるだけでも感動してしまって
ニヤニヤ、うるうるしながらレッスン受けたのを覚えてる。


生徒の人たちと喋る機会があって、みんな本当にフレンドリーで
この先生は本当にいい人だよ、この学校はいいところだよ
とかいろいろアドバイスくれた。


もう本当にこれは恋みたいで


思い出すだけでも、、、
今書きながら泣いちゃってるんだけど。


今もう30歳になったけど、そんな場所で勉強したくて
去年一度受験して、合格したのに席がないから入学できなくて、
一年間また勉強、練習して今年も同じく、合格したのに席がなくて。


ちゃんとこの事実を受け止められていて
泣くこともなく、


うん。わかった。
あ、これもう諦めろってことか。
2回落ちたらもう受けられないって書いてあったし。
結婚とか子供とか考えてもいい歳よね。
趣味でサックス吹くかなぁ。


とかなんとかで頭がいっぱいだった。


…先生と話すまで。


30分くらい話をしたんだけど
先生の私への配慮がものすごくて、ずーっとこそこそ泣きながら話したの。


私が今回どれだけギリギリで入れなかったのか、
優先者がいたということ、
去年と比べて沢山の受験者が居て
レベルの高い競争だったこと、
私の成長をしっかり見ていてくれたこと、
そして、これからの可能性を一生懸命考えてくれた。
“本当は君のことも取りたかったんだ。こんなこと言ったって助けにならないのはわかってるけど、今の君のスキルで去年受けてたら必ず入学できてた。”


可能性なんてほとんどなくて答えが出せる状態ではなかったけど
相手のことを考えながら、こんなに優しく話せる人、
日本にはたくさん居るけどスイスではじめて出会うから
余計に心にギュンと来て、号泣。



でももう、2回だめだったからこの学校は受けられない。
とボソっと言ったら
„それは違うと思うよ。君は2回とも合格していて席がなかっただけだから、まだ受けることはできる。”


………まじかよ。


まだ可能性あるんかい。


え〜〜〜〜、どうしよう、来年でしょう〜〜〜31歳で大学受験かぁ、
いやぁ、、、自分の歳考えなきゃいけないと思うし…
うーん、次受験するとしたら、なんの曲吹こうかなぁ、、


なんて、電話で冗談混じりに話していたけど。


とてもシンプルに考えると、
“サックスが好き”
それだけなのよね。


さっそく何人かの人に、これからどうするの?
って聞かれるけど、


“まだわかんないけど、サックスは吹くよ。”


これから何があっても、自分がこれからどんな選択をしても困らないように、
語学の勉強(ドイツ語検定B2までは必ず)とサックスのスキルはまだまだ磨いておく。



Kopf hoch!!(頭を上げて!(元気出して!))
って言われたけど、
もうこの電話でかなり自分を取り戻せたの。


本当にこの先どうなるかさっぱりわからない。
お友達が言ってくれたけど、


„結婚する時はする!急激に物事が進み時があるから焦らないでいいよ。
30歳位ならまだまだ時間はあるよ。“


本当だよね。
結婚の予定もないのに、自分の歳考えてぽけーっとしてたの、私らしくなかったな。と反省。


最近夢でも不思議なメッセージを受け取るんだけど、
“欲しいものはなんでも手に入れたい!“
“探究心を持って諦めずに努力を続ければ、役に立つとても大事なものが手に入るよ”
とかとか。



どうしたいのかはなんとなく自分でもわかってる。
だからこれからはもっと、自分らしく焦らずに楽しもうと思うわ😊

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