突然の帰宅
昨日実は帰宅しました。
最初の3日間ほどは日本食のありがたさを感じていたのですが
毎日冷たいお弁当に飽きてきて、
さらに狭い部屋で日もほとんど差さず、、
どんどん気力がなくなり、
最後の方には30分くらいしか寝れず、お弁当も喉を通らず
勝手に涙が出てくるほどでした。
あー、本当にこれはいけない。。。
と思い、隔離8日目の朝、保健所に相談。
「もうご飯も食べられず、寝れず、体も痛み出して、涙が止まりません。」
28日の濃厚接触者の規定が変更されてから、
27日より前に入国した人は希望があれば10日後に受けるPCR検査の結果(次の日にわかる)が陰性だった場合、希望者のみ帰宅できる(それ以降は自宅隔離)ということでした。
私の場合、21日に帰国したので22日から換算して1月1日(誕生日!)には帰宅できるようでしたが、
限界の限界を超えてしまったため、
保健所の許可でハイヤーを予約し、少し早く帰宅することができました。
本当にしんどかった。
ずっと昔に自律神経失調症になった時のことを思い出した。
帰宅してからというもの、4ヶ月ぶりの実家は何も変わっておらず、
仏壇に手を合わせ、ひたすら感謝と共に号泣。
家にはその時誰もいませんでしたが、
母が用意してくれていたうどんを3本くらい食べました。
むしろ3本食べることができた。
食欲と精神はつながっているなと実感。幸せを感じました。
その後も、父から今まで心配する言葉なんて今までかけられたことがなかったけど
大丈夫?と声をかけてもらい。(本当に奇跡)
ピアノで今の気分にぴったりのベートーヴェンの悲壮を弾き
サックスを普通の音量で少し練習。
母が帰宅し、たくさんお話ししました。
もうそれだけ。普通の実家での日々を過ごすだけで、
少しずつ、時間と共に回復していくのがわかりました。
この隔離期間中、辛いことが本当にたくさんあって、重なって、落ち込んでいるところだけど
この気持ちは忘れずに、少しずつ前を向いて
後1週間とちょっとしかない日本での生活を満喫したいと思います。
年末年始、そして誕生日を自宅で迎えることができて幸せです。
みなさま、今年もこのブログを読んでいただいて、ありがとうございました。
また来年も、ゆるゆると進めてまいります。
お体に気をつけて、皆さんが健康で、幸せに包まれますように。